論語の言葉である。
最近、中国と日本で論語が流行っているという話を聞いた。
日本はともかく、中国で流行っているって・・・そんな、もともと中国の話でしょ?
そうそう、そうなんだが、古い中国、2500年前の中国で孔子さんという偉い人が言ったことくらいは拙もしっている。
四書五経のなかの代表的な一つ、論語。
しかし、中国ではず~~~っと論語はダメッ~~~となっていた。
簡単にいえば、中国共産党の一党独裁を完全にするために、古典はいらない、というか、逆に邪魔もんだったわけ。
毛沢東のライバルだった、林彪って人がいるんだけど、この人、論語が好きだったという噂があって、毛沢東としては、そのあたりが許せなかったらしい。
それに、宗教とか精神性のあるものは、共産党独裁には邪魔だったのだ。
脱線、話を元に戻そう・・・
最近、論語がブームらしい。日本でも昔はよく知られていた、というか、学校で習っていた。
明治前の寺子屋では、論語ばかり、いやそれしか教えてないといってもいいくらい、論語論語。
論語読みの論語知らず、なんて揶揄する言い回しもあるくらい・・・
これが、明治以降も論語が多く習われたが、戦後はもう、からっきし・・・の時代が今まで70年近く続いた。
で、これまた、今、論語がブームだという。
徳有る者必ず言あり・・・論語がブームというだけのことを云わんが為だけでは、論語のこの一節は当てはまらないことは百も承知で、あえてあげておこう。・・・アリヨシサン
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