耐震の熱が少し冷めてきたようだ。
耐震説明会の参加が少ない。
一通り告知し終わった感じもする。
なんだかテレビでも一時のようにそんなに騒いでないので、落ち着いちゃってる感じである。
あまり煽るつもりでもないが、知っておいてほしい情報を一つ。
横浜市の木造住宅耐震補助金は昨年度75万円増額されたのはご存じと思う。
この増額が3年間という時限立法ということもご存じの方が多いと思う。
平成25年度、つまり平成26年の3月31日までである。
こういうと、3月31日までに申請すればいいのかと思ってしまう諸貴兄姉氏も多かろう。
あにはからんや、そうは問屋がおろさない。
市の最新版テキストには、こう書いてある。
平成26年3月31日に工事が完工し、補助金が確定したもの・・・うんぬんかんぬん。
それまでに完工しなくちゃならない。
そして、業者から工事の完了報告書が提出され、補助額が確定するという作業が市の担当部署で行われる。
担当部署では完了報告書の処理に1カ月はかかる。
ということはそれ以前に申請を出し、承認されなければ、工事自体始められない。
じゃ、いつまでに出せばいいの?・・・
この申請は2回行う。
1回目は設計申請。平たく言うと、建築基準法上違法性がないかの申請である。
もし違法性があれば是正しなくちゃならない。誓約書が必要である。補強工事終了までに直します!って署名捺印する。
で、これが通るまでに今、3カ月はかかる。
設計の承認通知書が来てから、初めて設計契約ができる。
そして、今度こそ工事の申請となる。
この申請の承認にも3カ月位かかっている。
で、それから着工だが、工事承認通知書がいつ来るかわからない。
解らないので、通知書が来てから工事の段取りをする。
と、今、ホントに申し訳ないが、工事契約してから2カ月ほどお待ちいただいている。
工事は平均1.5ヶ月くらい。
ということは・・・逆算すると、1年はかかる。
もう一度ちゃんと言う。
横浜市木造住宅耐震改修補助金を利用するのであれば、1年はかかります。
ということ。
増額された補助金を利用するには、もう今年中には申請を出さなくっちゃ間に合わない。。。
一昨日も担当部署に行ったら、「その通り!」と言っていた。
耐震なんてことは、普段は関係ない代物である。
それにより、毎日目につくキッチンだとか、お風呂のほうが気になる。
いやいやそれはけっこうなことです。
ましてやこんなことは今のところ、誰も騒いでいない。
しかし、もし考えている諸貴兄姉氏がいらっしゃったら、今年中。くれぐれも忘れるではないぞ。
もう夏である。すぐに秋が来て、ぼやぼやしているとまた、師走である。
まだまだでしょ・・・いやホントに時が経つのは・・・走馬灯のようだとはよく言ったものだ。
149-84 7683 80.5kg すこしづつ、すこしづつ^^
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