想いこそすべて。
人間はサルから進化したと言う。
じゃ、進化したのはどの部分なのか?
拙は、想いだろうと思う。
感情が発達した・・・そうかもしれない。
動物にも感情があると言う。悲しい、うれしい、そりゃあるだろう。
それから進化があったのかもしれないが、そこが特に発達したのが、想いだろう。
理論的なものは後から付いてくる。
理屈は後である。
感情、こうしたい、ああしたい・・・それがこうしてあげたい、ああしてあげたい。
人は群れる動物である。
群れの中で個を活かす。
群れの中で認められたい。
これは感情の進化であろう。
これが想いとして、さらに進化してきた。
ある実験、世界同時に数か所で行ったという。・・・NHKでヒューマンという番組でやっていた。
誰も見ていない車の中で、100ドルが置いてある。
全部自分のものにしても誰からも見られない。おとがめもない。
そんな中、人はどうするか?
これが55ドルを自分に、あとの45ドルは次の人に残すという結果となった。
世界で多少の差こそあれ、すべての地域、アフリカ、アメリカ、カナダ、ヨーロッパ、日本でも同じ割合である。
ものの見事に、ホモサピエンスはアフリカから世界に行きわたっていた。
飢餓の中、分け合いながら生き抜いてきたホモサピエンスがいた。
これが感情の進化か。
さらに想いとして進化したのだ。
人として正しい進化は何か?
我々はこの想いを次に繋げよう。
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