ハウスメンテマスター認定者の第1回目の講習会が行われた。
LLP副代表として講師を務めたが、結構盛況だった。
約70名ちかい認定者に案内したのだが、半数以上の方が来られた。
さすがに、今回の方々は昨年のハウスメンテマスター3級試験の合格者ばかりなので、
こちらもけっこう専門的な話にはなってしまった。皆さん熱心である。
今回は昨年の検定時に座学で時間が足りなく出来なかったところの補修的な内容を講義させてもらった。
耐火ボードやコンクリートに使うビス・アンカーについての話とコーキングのやり方について、
カーテンレールについてまで一応お話した。
アーキテクト横濱の河野さんにも講師を手伝ってもらった。
さすがに実力者で、拙も教わるところが多い方なので心強かった。
拙が人前で話すことって、かなり少ない。知っていることしか話せないし、専門的なことばかりであるからして、
興味のない人にとっては退屈極まりないが、興味のある人にとっては、なるほどと思っていただけるはずである。
講義は3時間で、目いっぱいしたつもりだが、まだまだやり残した感がある。
やっぱり住まいのメンテナンスのことって、けっこう広範囲にいろんなことがあるな~ってのが実感である。
このようなHMM講習会を定期的に行うことになるのだが、真面目に参加していると3年もすればかなりの知識がつくものと思う。
我々専門家もうかうかしていられない・・・
自分の家は自分で直す・・・是非そうしてもらいたい。
これはボランティアのように思われるかもしれないが、ただ単にそうではない。
もう、スクラップ&ビルドの使い捨てはやめよう!ということである。
講義でも話したが、日本の住宅寿命は非常に短い。30数年である。
こんな短いサイクルで建替えしていいのだろうか・・・
杉、桧などの木は柱や土台に使える大きさになるまでに最低50年はかかるってことを知ってもらいたい。
環境問題は対岸の火事ではないし、もうそこまで来ている身近な問題である。
大それたことは出来ないが、自分にできる事で少しでも何かをしなければ、地球は手遅れになってしまう。
住宅を長持ちさせることは、環境からみても大切なことなのである。
正しいメンテナンスが長持ちさせるには不可欠である。
そして、建てる住宅も長持ちするものを建ててもらいたい。
講義の内容の一部ではあるが、来られたハウスメンテマスター方々はどうお感じになっただろうか・・・
満足して頂けただろうか・・・
これからももっと充実した内容で盛り上げていきたい。
お疲れ様でした。
受講者の皆さんが大変熱心な方たちでしたので感動しました。
こちら側も勉強しないと質問攻めで言葉に詰まりそうです。うかうかしてられませんね!
講習風景の写真メーリングリストで送付しましたが届いてますか。
投稿情報: 河野 賢一 | 2010年2 月22日 (月) 16:24
河野さん、お疲れさまでした。やっぱり河野さんがいるのといないとでは、違いますよ。これからもよろしくお願いいたします。^^写真まで見てませんが、みてみます。
投稿情報: こば | 2010年2 月23日 (火) 06:38