LLP職人倶楽部よこはまに面白い人が色々訪ねてくる。
ロサンジェルスと日本、上海を股にかけて御商売されている方が訪ねてきた。
本部でお会いしたが、3時間くらい色々な面白いお話を頂いた。
やっぱり中国は今や世界の工場だそうな。
そのくらい拙も薄々感じてはいたが、そこまでか・・・という感じである。
日本のそうそうたるメーカーも皆中国の工場に頼っている。
世界の経済界は中国なしには語れないし、競争力を持つには中国の工場は必須なのである。
中国と商売しようと思ったら、商売のやり方もやはり違うらしいから、その辺りを気をつけないといけないようだ。
商ルールの違いを聞いていて、拙は日本でしか商売出来ないとつくづく感じた。
どうも日本が世界のスタンダードと違うようである。
なんでも、中国企業と取引する時は、売掛は絶対しないことだそうだ。
工場出荷の際に、必ず品質チェックをすること、そしてその場で支払うこと。
もし、品質に問題があるときはすぐにキャンセルすること。
長年付き合っていてもそれが鉄則なのだそうな。
日本式は、長年つきあっていればそんな事はない、というか、信用第一が商売の原則と思っている。
彼国ではそれはないらしい。
お金の取れるところから取るが原則。常連のお客が一番取りやすい、だったら、常連客から取れるだけ取る。
これが原則らしい・・・
日本は甘いようだ・・・みな結構信用と言うか信頼してのお付き合いがある。これが世界では通じないような感じがした。
国が変わればルールが変わるのは解かるが、正道というか正しい道がそう変わるはずもないと思っていたが、
どうも通じない世界があるようで、ちょっとしたカルチャーショック。
ドップリ日本人を実感した次第である。
でも最近は日本人も、グローバルスタンダードってやつですか?だいぶその傾向が強くなってきた感じがする。
なんだかいやな感じだな~、グローバルスタンダードって恰好いいがどうも拙にはなじまない・・・
中国語では、旧古日本人的感考心人絶滅危惧種とでも書くのかもしれない・・・
諸貴兄姉氏もお心当たりがあるはず・・・ともに絶滅危惧種か、それもけっこうと大きく構えておきましょう
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