マネジメント強化プログラムとう取り組みをやっている。
取り組んでから、かれこれもうすぐ丸2年経つ。
こんなに長く一つの取り組みをしたのは初めて。
踏み込んだことのない領域である。
最近その成果が出てきた。
メンターから、「凡児の非凡化」という言葉を聞いた。
野中さんという方が言った言葉だそうな。
くしくも今月号の致知に野中郁次郎さんと牛尾治朗さんの対談記事が載っていた。
その中で野中さんは”暗黙知”ということを言っていたが、テーマは知命と立命だった。
拙はメンターから頂いたこの「凡児の非凡化」には、なるほどとなった。
>「日々の仕事という凡事の連続が蓄積していく中で、
>ある時、非連続が生まれ、凡事が非凡化する。
>それがイノベシーョンにほかならない。
>その変化は、日々の凡事を積み重ねているから気づくことができる」
野中さんが言っていたと言って、メンターから頂いた言葉である。
さらに、「飛ぶ」ということも言っていた。
>改善を繰り返す中で、野中さんは確か「飛ぶ」という表現を使っていたと思いますが、
>想定できないような成果を生み出すことができます。本来はイノベーションを
>生み出すための要素として語られていました
何がどうした?・・・
実は最近、社内で日報をやっている。
普通やるんじゃない?・・・
そう、普通の会社はやっている・・・と思うが、うちは普通じゃなかった、ということである。
最近普通になってきたのかもしれない。
その日報をメーリングリストで共有している。
これは凡事である。普通のことだ。
この繰り返しの中で、非凡化が出た!
拙にとってはけっこうすごいことが出始めた。
メーリングリストで日報を書くということは、はじめからあればたいしたことではない。
当たり前と感じる。
ところが新たにこれをやり始めたのだから、めんどくさいと感じるのは解っていた。
そこを何気なくやっていた。ただ日報を書いてくれた社員の日報に全部目を通し、と言っても大した数ではない。
返事を書く。ただこれだけである。
これは凡事の繰り返しである。全然リノベーションではない。
ところが、ここから非凡化が突如として現れた。
活性化してきている。
要因は他にもあるが、それにしてもこの日報メーリングリストを続けているからこそのリノベーションだろうと思う。
「飛ぶ」きっかけになればと切に願う。
久しぶりに記載。144-92 80.7kg 8807歩
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