鍛冶屋とはまた、懐かしい言い方だ。
鉄工所でいいのか、いつもは鉄骨屋さんと言っている。
鍛冶屋と言ってるのは当の本人。
もうどのくらいの付き合いになるだろうか。。。
15年くらいか、いいうでの鍛冶屋である。
木造住宅の、ツーバイフォーの住宅だが、今地震対策として制震装置の取り付け工事を行っている。
それだけではなく、この住宅、ツーバイフォーの大スパンでリビングを広くとっている。
で、天井が垂れてきているのだ。
これを直そうとして、鉄骨で梁を入れることになった。
実際には直るものではなく、これ以上垂れないようにする工事である。
4mを超える梁なので、Cチャンでトラスを組むことになった。
その端部の柱をどうするか、ここが問題となって打ち合わせたのだが、議論になった。
既存の基礎の上にツーバイだけじゃ心もとないので、土台を載せた。
その上に鉄骨の柱を立てる。
が、ここで問題、柱を建てようとしたら、下がり壁に2×10が梁のように出てきて柱がまっすぐに立たない。
この2×10は切る訳にはいかない。
で、柱をどう立てるか?ここが鍛冶屋の腕の見せ所。
こちらとしても、梁の自重・その上の荷重を計算して強度を議論した。
やっぱり、職人同士が話せばわかる^^;
いいものが出来た^^;
これぞ、鍛冶屋の真骨頂発揮である。
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