増額された補助金225万円が、いよいよ来年3月申請申込締切が近づいてきた。
この暮れにきて、登録事業者のところに申請者が殺到してる状況だ。
申請には1年待つ。以前にも書いたが、1次申請(設計申請)に4ヶ月待たされ、通知が来てから今度は2次申請(工事申請)に4ヶ月待つ。この通知が来ないと着工できない。着工までに今、8ヶ月は待たされる。
それが今もっと待たされている。
市では来年度4月の年度替わりに審査を増員しスピードアップを図ると言っているが。。。
今回の増額は3年間の時限立法である。
工事が完了し、報告書を提出してから、補助金の決定が決まる。
これを再来年の3月までに決定しなければ、増額補助金が出ない。
報告書が市の部署を回る期間を考えると、遅くとも来年中には工事が終わらないとならない。
工事はいくらいい大工がいても簡単じゃない。
横浜市独特の施工法が随所にある。これは熟練がいる。経験がいる。
なので、請けられる工事の数が限定される。
条件として、①補助金の通知が来てから着工。②来年いっぱいに必ず終わる。
この両方がうまくいかないとならない。
いくら仕事を請けてもいいという訳にはいかない。
登録業者が皆そういった状況かというとそうでもない。
経験がある登録業者に依頼が集中している。
なぜか・・・登録だけして実は申請は一回もしたことがないという事業者がたくさんいる。
いや、実はそのほうが圧倒的に多い。
なので、経験のあるところに殺到していて、もう断っているところがけっこうある。
というか、今からだと受けないところばかりである。
それでもひっきりなしに相談がある。
どうしようか、、、今対策中だ。
うちには経験豊富な大工が3人いる。
この3人は、検査員とも丁々発止できるくらいだから、まず安心だが、この他に少なからずの経験ある大工が2組いる。
この他にも1度や2度やったことがあるという大工に白羽の矢を立て、来年前半に経験を積んでもらい、後半の繁忙期を乗り切る作戦を立てた。
来年の夏以降は地獄のような耐震づくしの日々になる。。。
今から覚悟をしておかないと。。。。。。責任重大である。
怖い。。。変な感覚だ。 この仕事で初めて武者震いのような。。。