大正12年9月1日・・・
そう関東大震災である。
9月が防災月間なのは、この大地震のためである。
筆者が通っていた高校の校舎は、実は関東大震災の直後に建てられた建物だったので、そりゃ頑健な感じだった。
その当時、関東大震災のあとだから、すごく丈夫な建物なのだと教えられた。
弘明寺にあった昔の県商工の建物である。
筆者の出身高校は県商工でなく、清水が丘高校という。
神奈川県の新設高校計画の最初の頃の新設校である。
来る団塊ジュニアの為に県立高校を雨後の竹の子のように建て始めたが、そのはしりである。
第一期生の我々は、その古い校舎に仮住まいして高校生活を始めた。
新校舎の建設が遅れていたが、1年後には移れるということだった。
しかし、結局、その関東大震災直後に出来た、頑丈な校舎で3年間を過ごすことになる。
新校舎は卒業直後に出来た。
だから、関東大震災と言うとなんだかなじみ深いのは筆者だけではなく、高校の同期は皆そう思っていると思う。
当時、もし大地震が来ても、この校舎にいたら大丈夫と思っていた。
いま震災と言うと、ご存じ阪神淡路の震災をさす。
平成7年1月17日午前5時46分・・・忘れもしない・・・
大正時代の震災と、平成の震災。
1月と9月・・・年2回の防災月。
この時期はどうしても耐震補強の関心が高まる。
地震対策は、普段の生活になんの不便も感じないことを、無理やり想定して行うものである。
普段の生活に不便や不具合を感じないから、ついつい後回しになる・・・これは人情だ。
しょうがない・・・しかし、確実に大地震は来る。
いつ来るかわからない・・・始末が悪い。
こういう防災月を設けて、思いを喚起することは大切なことであろう。
本日、LLP職人倶楽部よこはま主催の”よこはまの匠”住まいの耐震相談会なるイベントを行うので、ご興味のある方は御来場あれ。
家具の転倒防止術やいろんな住まいの展示がある。
もちろん筆者の耐震補助金説明会も時間はに磁界が予定している。
場所は、横浜駅西口のかながわ県民センターの1階展示スペースであるから、すぐに解かると思う。
11時から16時まで。